2013年4月3日水曜日

春の訪れ

この日は、下流にダムを有する河川の本流へ。

本流と言っても規模的には渓流くらい。

先シーズン訪れたときは雨で状況がどんどん悪くなり、ほとんど入渓することができなか
った川である。



まずは、以前入った場所から始めてみた。

予想では、ダムから銀毛が入ってきてるはず。

落ち込みの払い出しにクロスで入れると、幸先良く自作ミノーに褄黒が飛び出す!



ダムのバックウォーターなだけに、このエリアでは追ってくるのは全て褄黒!


しばらく、満開の櫻をバックに褄黒のチェイス&ヒットを楽しむことができた。

その後は昼までダムでひたすらスプーンを投げ倒すも何も起きることはなく、辺りには
フナがはたく音がこだまするだけであった。



少し早いが、ICへ向け道沿いの流れを打ちながら帰ることにした。

朝入った区間より上は、前回来た時は増水で全くできなかった区間で、かなり楽しみにし
ていた。

心を踊らせつつ入ってみると、岩盤エリアで落ち込みと浅場の岩盤スリットが続き、良い
魚が着きそうな雰囲気を醸し出していた。


小型のチェイスはあるが追いきれない感じが続いていたが、この小さな淵でleaf originalを
アップで中層に入れ込み、流れに乗せてヒラを打たせると水中に大きな光が生まれた!


虫を腹一杯食った、良いサイズの魚が出てきてくれた!



ナイスなプロポーションに鮮やかなレッドバンドが最高に美しい。


この個体だけなのか、この川の特徴なのか背中の黒点が少ない。


周りは大量の虫が飛び、水中の岩にはトビケラの巣がビッシリ着いている。

シーズン中盤にはかなり期待が持てるのではないかと思いつつ、この川を後にするのであった。